後鼻漏の治療記 アレルギー性鼻炎 レーザー治療

後鼻漏とレーザー治療③まとめ・結果報告

投稿日:2018年5月7日 更新日:

こんにちは、結生です。

前回までの投稿でレーザー治療を受けるまでの経緯と実際の治療の様子を記事にさせていただきました。

レーザー治療を受けるまではこちらです。

施術の様子はこちらです。

今回はまとめとして、施術の効果と長期的な持続性、後鼻漏への効果について詳しくお話させていただきます。

 

レーザー治療 施術の効果

前回の投稿の通り、施術後1週間ほどは激しい鼻閉となりますが、粘膜(かさぶた?)剥離後は一気に快方に向かい、鼻閉が改善されます。これを時間差をつけて両鼻交互に施術することで、生活に支障を及ぼすことなく施術が完了します。

 

鼻閉について

私は幼少期から後鼻漏であるということ以外においても鼻が悪く、左右反復性の鼻閉が日常でしたが、このレーザー治療を受けてから両鼻がしっかりと通るようになりました

両鼻が通る実感は血管収縮剤系の点鼻薬を使用したとき以来です。レーザー治療には血管収縮剤系の点鼻薬のような副作用はないため、快適な状態が持続します。

但し私は当時重い花粉症だったため、春先になると多少の鼻閉は出ました。ただ施術前のような服薬も効果が薄い、重い鼻閉ではなく、一時的な服薬でコントロールできるレベルにまで良くなりました。

 

鼻汁について

鼻汁に関しては、私個人では鼻閉に対する効果ほど大きなものではないにせよ、確実に減っている実感はあります。特に花粉症の時期などは顕著で、以前は一回鼻をかむとティッシュから溢れるほどの大量の鼻汁が出ていたものが、ティッシュ内に収まるレベルにまで改善しました。

また鼻閉と同様、一時的な服薬でコントロールしやすくなりました。ただ個人的にはレーザー治療は鼻汁に対する効果よりも鼻閉を改善する効果の方が顕著に実感できると思います。

 

レーザー治療のメリット

レーザー治療のメリットは何と言っても薬に頼らず鼻閉・鼻汁の改善が見込めることだと思います。鼻閉も鼻汁もステロイド系の点鼻薬や抗ヒスタミン剤を服用すればある程度改善が見込めることが多いですが、抗ヒスタミン薬は最新のものであれば眠気などの副作用が大幅に抑えられているとはいえ、薬である以上大なり小なり副作用があるので、これらの使用を減らせることは大きなメリットだと思います。

また長期的に見れば薬を買い続けるよりコストパフォーマンス的に優位な点もメリットと言えるでしょう。ちなみに笠井耳鼻咽喉科では両鼻のレーザー治療で合わせて8000円弱(三割負担)でした。

 

レーザー治療の弱点

私にとっては非常に有効で良いことずくめのレーザー治療ですが、唯一の弱点は効果が永続的では無いという点です。

施術後1年間ほどは非常に快調なのですが、2~3年ほどすると、完全に元に戻ることはないものの、効果が弱まっていることは実感されるくらいになってしまいます。

この効果が持続する期間には個人差があるらしいのですが、私の場合、効果を持続させるために2年に一回のペースで施術してもらっていました。

レーザー治療にみられる日常的な鼻閉・鼻汁の改善をより強力に・長期的に処置する方法として後鼻神経切断術があり、私はこれを2014年に受けています。

後鼻神経切断術の体験記はこちら。

私は後鼻神経切断術を受けてからはレーザー治療を受けていません。

 

後鼻漏への効果

不思議なことに、鼻汁は減ったのに後鼻漏は減りません。

鼻をかんでも鼻水は出ないのに鼻奥喉奥は粘液が常在していて、口からはすぐに出せる状態。

あわよくば慢性鼻炎の改善と同時に後鼻漏も改善するかと期待していた私はここでも絶望を味わうことになったのです。

後鼻漏が鼻炎由来の場合、服薬である程度改善するはずですし、レーザー治療でかなり改善を見込めたのだと思われます。

しかしいわゆる慢性的後鼻漏、上咽頭炎が原因の後鼻漏に関しては、私の場合はレーザー治療の効果は実感できませんでした。

この時確信したのが、自分の後鼻漏が一般的な「鼻をかむと出る普通の鼻水」が由来なのではなく別物なのではないかということです。

このことは上咽頭炎を治療した時に実感することになり、後鼻漏となる粘液が分泌していた部分からは大量の分泌物の塊が摘出される事態となったのです。

上咽頭炎を治療したBスポット療法(EAT)の記事は後日投稿させていただきます。

 

QOLは確実に改善

残念ながら私はレーザー治療では後鼻漏に対しての効果は実感できなかったものの、日常的な鼻閉が改善されたことと花粉症の時期のアレルギー症状がかなり楽になったことで、QOL(生活の質)は確実に向上したと実感できました。

たかが鼻、ですが、鼻の通りは日常の集中力に大きく影響を及ぼしますし、鼻が通らないが故の口呼吸が非常に健康に悪いことは広く知られています。

私が後に後鼻神経切断術を受けたのも、このレーザー治療で効果をはっきりと実感した経験があってのことです。

後鼻神経切断術が全身麻酔を伴う手術であり、準備も費用も体への負担もそれなりに大きなものになる一方、レーザー治療は日帰りで無理なく施術してもらえることから身体的・経済的・時間的にメリットがあります

もし、日常的な鼻閉でお困りの方がおりましたら、レーザー治療を施術している医院に相談されることをお勧めします。

 

以上、レーザー治療の経験談でした。ありがとうございました。

-後鼻漏の治療記, アレルギー性鼻炎, レーザー治療

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結生(ユウキ)です。

幼少期からの鼻疾患をこじらせ、慢性鼻炎・慢性上咽頭炎と共に生きた30年と、それを克服した治療の記録を綴ります。

後鼻神経切断手術、レーザー治療、Bスポット療法の体験記を段階的に記事にしています。

当ブログは体験記なので、病気に関する詳しい情報はGoogle検索して医師などの正確な情報を参照してくださいね。

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