後鼻漏の治療記 後鼻神経切断術 アレルギー性鼻炎

後鼻神経切断術を受けた話②~手術までの流れ~

投稿日:2018年6月5日 更新日:

こんにちは、結生です。

前回の続きで、後鼻神経切断術を受けるまでのお話しです。

 

手術適応の判断

前回の話の通り、このクリニックでは初診での施術の判断はしておらず、一カ月間、鼻洗浄(鼻うがい)と点鼻薬を続けて手術適応かどうかの判断をしてもらうことになりました。

あと重要な点ですが、施術にあたっては副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症など、他の鼻疾患がないことも条件となります副鼻腔炎の場合はその治療を終えてから、鼻中隔湾曲症の場合は後鼻神経切断術の数日前に鼻中隔湾曲症の矯正手術を受けてからの施術となるそうです。

私の場合は副鼻腔炎はありませんでしたし、鼻中隔湾曲症に関しては「少し曲がっているが、手術をするほどではない」とのことだったので、両方ともクリア。あとは鼻洗浄と点鼻薬の結果を待つのみとなっていました。

鼻洗浄と点鼻薬の結果

一カ月間、毎日欠かさず洗浄と点鼻薬を続けた結果、少し鼻詰まりは良くなるが劇的には変わらず、後鼻漏は相変わらず出続けている状態。今まで散々続けてきた治療と同じ結果で、まぁ予想通りです。

2014年9月、2回目の受診。一カ月間の治療の結果を先生に話し、内視鏡で鼻の中をチェック。映像で見ても、鼻の奥に行けば行くほど、粘液が増えているのが分かります。

そして先生に手術をやりたいという気持ちに変化はないか聞かれました。私は迷わず、その気持ちは変わらないと伝えました。子供の時から今までどれだけ鼻疾患で苦労してきたか。それが少しでも良くなるのであれば、多少のリスクは承知であること。自分の思っていることを包み隠さず先生に話しました。

私が話し終わると、先生はゆっくり頷いて、では手術をしましょう、と言ってくれました。この時の気持ちは、手術への不安よりも嬉しさの方が大きく上回っていましたね。

 

手術の決定から施術までの流れ

手術前検査 2014年9月26日

問診で先生に手術をする方向で進むことを判断してもらった後は、実際に手術を受けられるか、全身麻酔が可能かどうかを判断するための検査を受けることになります。

検査そのものは色々あって全ては覚えていないのですが、時間的には1時間半くらいだったと思います。手元に残っている資料を見ると、アレルゲン調査チャートから血液検査の詳しい資料、HIV検査、ウィルス性肝炎の検査チャートなど多岐に亘っています。また鼻の通りのテストや嗅覚のテストもしました。

一通りの検査の後、別室で看護師の方に過去の病歴や現在治療中の病気、使用している薬など事細かに聞かれるので、おくすり手帳など経過が分かるものを持参して説明します。また会社で受けた最新の健康診断の結果を合わせて提出しました。

全てが終わると次回の再診(オリエンテーション)の予約をして帰宅しました。

オリエンテーション 2014年10月14日

前回の手術前検査を踏まえて手術の可否と手術内容の最終確認を先生から受けます。検査結果は全く問題なく、無事手術を受けられることになりました。ただし当年の夏に罹患した咳喘息の治療に吸引薬を当時も続けていたのですが、これは手術前日まで欠かさず続けてくださいとのこと。

先生との問診の後は、看護師さんから術前・術後の注意事項や手術費用、保険の適用方法などを詳しく説明してもらいます。本当に詳しく丁寧に説明していただき、手術の不安がかなり解消したのを覚えています。

ここからは家族同伴となります。

最終的に「手術承諾書および手術依頼書」という書面に法定代理人・連帯保証人をたてることになるのですが、そこに署名・捺印する家族についても手術の当日とこのオリエンテーション時には同伴することになります。

ちなみに私は最も信頼できる人として当時のパートナー(現在の妻)に同伴を頼みました。籍は入れていないが婚約者として家族扱いで同伴は可能か聞いてみたところ、大丈夫でした。妻には本当に感謝です。書面の続柄にも「婚約者」と記入しました。

このオリエンテーションは結構長くて3時間くらいかかりました。

ここで、手術の日程が決定。2014年11月5日、施術となりました。

ホテルの予約が必要

クリニックから所定の時間内に行き来できる距離に住んでいない限り、手術当日はクリニックの近隣のホテルに宿泊することになります。これは不意な出血など術後のトラブルにすぐに対処できるようにするためです。

東京駅周辺のホテルなので相場的に安くはないですが、私はクリニックから徒歩7分くらいのビジネスホテルを予約しました。もちろんホテルの予約はクリニック経由ではなく自身で行います

術後は寛ぐ余裕も余りないですし入浴も軽いシャワー程度になるので、必要最低限の設備があるホテルでいいと思います。

休職はどのくらい必要か

手術後1週間ほどは安静にしている必要があり、両鼻に詰め物が入っている状態なので、最低1週間は仕事を休む必要があります。私は余裕をみて10日間休みをもらいました。

実際受けてみると分かりますが、1週間はとても仕事などできる状態ではないです

 

手術費用は?

気になる手術費用ですが、手術そのものは三割負担で190,000円、そこに保険の高額医療費制度を利用して最終的な自己負担額は約80,000円ちょっとでした。但しこれは手術そのものに掛かった費用なので、手術前後に掛かる再診料や検査料は含まれません。

実際に全部でいくら掛かったかは本当にザックリですが以下の通りです。(時系列順)

  • 治療方針決定まで(初診料・再診料・処方薬等)・・・・¥10,000くらい
  • 手術前検査・・・・¥10,000くらい
  • オリエンテーション・・・・¥3,000くらい
  • 手術費用・・・・¥80,000くらい
  • ホテル宿泊費・・・・¥10,000くらい
  • 術後検査費用・・・・¥7,000くらい
  • 合計・・・・¥120,000くらい

これに交通費や食費などの雑費が加算されるイメージです。

 

ここまでやって準備万端、あとは手術を受けるのみです。

手術当日のお話しは次回の記事で!

ありがとうございました。

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結生(ユウキ)です。

幼少期からの鼻疾患をこじらせ、慢性鼻炎・慢性上咽頭炎と共に生きた30年と、それを克服した治療の記録を綴ります。

後鼻神経切断手術、レーザー治療、Bスポット療法の体験記を段階的に記事にしています。

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